ドリームフライト(大樹生命)のメリット・デメリット

ドル保険商品の紹介

大樹生命のドリームフライト

日本生命の子会社の大樹生命(旧三井生命)ですが、自前の外貨建て商品を複数用意しています。先に大樹生命のドル建て商品を紹介しましょう。

大樹生命のドル建て商品は三種類六商品

日本の大手生命保険会社に外貨建て商品は用意されていない印象が強かったのですが、近年になって旧来の日本の大手生保がドル建て商品を販売し始めました。
外貨建て商品の開発や多角化が進んでいるのかもしれません。
大樹生命は三種六商品の、外貨建てというよりも実際は米または豪ドル建て商品があります。

●養老保険
「ドリームクルーズワイド」と「ドリームクルーズプラス」
●終身保険
「ドリームロード」と「ドリームロードステップ」
●個人年金保険
「ドリームフライト」と「ステイゴールド」
です。
ステイゴールド以外はドリーム始まりですね。

ここでは、外貨建個人年金保険の「ドリームフライト」について書いていきます。

米ドルまたは豪ドルの個人年金

ドリームフライトは、契約時に米ドル建てまたはオーストラリアドル建てを選択可能です。

ドル建て個人年金保険

ドリームフライトの仕組みを短く説明すると
保険料支払い期間の終わりまで、毎月とか(支払保険料をまとめられるなら)毎年、保険会社に支払ったお金が(選択した米または豪)ドルの好(高)金利で、(円貨建て個人年金保険よりも)大きく 膨らみます。

膨らんだお金は「年金原資」と言います。 年金原資は一括受け取り、または、保険会社から一年に一度を複数年に分けて受取る方法(年金方式受取り・保険会社的には年金払い) も選べます。

ドリームフライトの背景

マイナス金利が続く日本の通貨で個人年金を運用するよりも、日本より金利が高くて、経済成長率も食糧自給率も良くて人口が増えている国の通貨で運用しましょう。と言ったところでしょうか。

ドリームフライトのPDFパンフレットによると、米豪共に経済成長率は2%台でして
年平均人口増加率はアメリカが0.85%、オーストラリアが1.53%、日本が-0.03%だそうです。(2005年から2012年の平均値)

ドリームフライトの諸条件

①保険料払い込み期間が終了したらすぐに
②または保険料払い込み期間が終了して、さらに据え置き期間が終了する
①または②の後に、確定年金または保障期間付き終身年金のどちらかになるのですが
契約年齢範囲は
保障期間付き終身年金の場合、18歳から70歳
確定年金の場合、0歳から70歳
になります。

告知は職業告知のみ
契約時に、据え置き期間設定の有無を選択します。

個人年金のメリットデメリット

デメリットは死亡保険金が無いこと

個人年金なので毎月の保険料を払い込むというより、老後の為に「積み立てる」と書くとわかりやすいかもしれません。 個人年金は死亡保険金がありません。被保険者(保険をかけられている人)が死亡した場合は「死亡給付金」が支払われるのですが、ドリームフライトは死亡時の「積立金額」の1.05倍の給付率になります。

定期保険も、終身保険も、養老保険も、「死亡保険金」があるので、一回目の保険料を支払って保険契約が成立したら、例えば翌日に死亡したとしても、多額の保険金の受取りになりますが
個人年金は契約成立の翌日に被保険者が他界したとしても、一回目の保険料相当分が受け取れるかどうかわかりません。

運用効率が良いというメリット

死亡保険が無いことを言い換えれば、保険会社に払い込んだ(積み立てた)お金が、死亡保険の費用で消費されることが無いので、終身保険よりも養老保険よりも高い運用結果を望めるのです。

ドリームフライトはよくできている個人年金です

積み立て利率の更新と最低保障

正式名称に「積立利率更改型」と書いてありますが、契約時に最低保証積立利率と、今後十年間の積み立て利率を決定します。
決定した積立利率は10年毎に更改されます。更改後の利率は契約時決定の「最低保証積立利率」を下回らないことになっています。
契約時に決まった10年間の積み立て利率ではなく、それとは別の最低保証積立利率を保証しますよ。みたいなものですね。

保険料は円貨一定額

多くのドル建て生命保険は、ドル建て保険料が一定なので、円貨で払い込むときに為替変動の影響を受けて払い込む円貨の保険料が毎回変化しますが
ドリームフライトの保険料(積み立て) が円貨で一定という便利な機能が付いています。その代わり、ドルに変換されるときに為替の影響を受けるので、外貨換算での積立額が毎回変化します。

選べる据え置き期間

保険料払込期間(積立期間)が終了したとき、ドルの好金利の恩恵を受けながら膨れた積立金=年金原資を、すぐに年金受取りするのもいいのですが、年金開始の歳によっては、年金受取り開始はまだ早いかな?ということもあり得るでしょう。
そんなときのために、年金原資の年金受取り開始を最長で十五年据え置きできるのです。その据え置き期間を契約時に選べます。据置期間無しでも大丈夫です。

ドリームフライトは、利率や支払方法、据置期間など、細かいところが良く出来ているドル建て個人年金です。

年金受取りがきめ細かい

年金は二種類

上記では、年金原資は二種類の年金方式での受取りしかないように書いてしまいましたが、実は年金原資は申告により一括受取りも可能です。
ですが、年金受取りにしたほうがもっとお得になります。
年金は二種類で

●保障期間付き終身年金(保障期間10年)
被保険者が生存する限り、保険会社が年金を払い続ける。10年を過ぎずに被保険者が死亡した場合は、10年を満たさなかった残りの未払い年数の現価分を支払う

●確定年金(5年、10年、15年のいずれか選択)
被保険者が選んだ年数以後生存していても、選択した年数だけの年金の支払い。選択した年数未満で被保険者が死亡すると、当該年数を満たさなかった残りの未払い年数の現価分を支払う

が選べます。

年金受取り方法は三種類

指定通貨(米ドルまたは豪ドル)そのまんまでの受取り
指定通貨で受取るたびに円貨に換算
年金開始時に、年金原資を全額を円貨に換算してから年金受取り
が選べます。

ドリームフライトは複数の為替差損対策があります

為替差損をできるだけ抑える仕組み

契約してから10年経過している場合のみですが、円高でドルの金利が食われてしまいそうなときなど、保険料の支払いを一時的に停止できます。
年金開始時に円高で年金原資が縮小されそうなときなど、年金開始日の繰下げをすることができます。また年金のすえ置き支払などで為替差損対策ができます。

必ず詳細の確認をしましょう

大樹生命のドリームフライトについて解説しましたが、概要だけなので、為替リスクやさらに細かい仕組みについて必ず保険募集人にご確認願います。
また、このサイトで書いている数値などはいつ変わるかわかならいですし、積み立て利率の変更などもあり得ます。
ご検討されるのであれば、保険無料相談などで不明点を聞いてみることがおすすめです。

他社の保険も一緒に比較しましょう

保険の質問なら、保険会社の営業職に聞くべきかもしれませんが、実は、保険会社の社員は、他社商品との比較が許されていません。
例えばA保険会社のドル保険を契約した後で、B社のドル保険の方が良かった!という後悔は嫌ですよね。
そのときもし本当に契約成立直後のA社の保険を解約したら戻りが少なすぎて大損する可能性が大きくなります。

やはりドル建ての保険を検討するときに
●複数社の保険商品を同時に比較
●各社で異なる為替差損対策の内容を把握
●保険料総額や積立金の戻り率などのシミュレーション
最低限これらは知っておく必要があります。
ですがこれらを自分で調べたり試算するのはほぼ不可能なので、FP(ファイナンシャルプランナー)のような専門家による細かいアドバイスが重要です。
ドル保険を検討したくなったときに保険の専門家がすぐに見つかるとは限りません。そこで、保険無料相談の「保険コネクト」のFP無料派遣を依頼してみるのはいかがでしょうか。
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