米ドル建特殊養老保険(ソニー生命)のメリット・デメリット

ドルで運用 ドル保険商品の紹介

ソニー生命の米ドル建「特殊」養老保険

米ドル+養老保険の資金運用効果を狙った、ドル建て保険商品です。商品名に「特殊」と書いてあるのが気になりますよね。

養老保険の特徴

まずは養老保険の基本的な解説をしましょう。
養老保険は円貨でも外貨建てでも、終身保険よりも保障額が小さい代わりに解約返戻金や満期保険金が大きくなるという特徴があります。

例えば、毎月同じ保険料を払うなら一番保障が大きくなるのは定期保険ですが、基本的に解約返戻金はありません。
終身保険はお金が残る保険として有名ですが、死亡保険金目的では無く生きているうちに保険を解約してお金を増やす目的なら、終身保険よりも養老保険が適しているのです。

●メリット:例えば10年など、比較的短期間である程度の運用効果が望める
●デメリット:保険期間が一定期間だけ限定になる、死亡保険金の割に保険料が高い

何が特殊か?

「米ドル建特殊養老保険」に話を戻しましょう。 何が「特殊」が謎めいていますよね。

よくある養老保険は、死亡・高度障害状態保険金額=保険料支払い期間が終わった時の満期保険金
になりますが、
ソニー生命の米ドル建特殊養老保険は「基本保険金額」が設定されていることがちょっと違います。

保険契約をしてから保険期間の前半が終わるまで、一定の死亡・高度障害状態保険金額(基本保険金額)が続きますが、保険期間の後半にさしかかると、段階的に死亡・高度障害状態保険金額が毎年上がっていきます。

そして保険料支払い期間が終わった時の、死亡・高度障害状態保険金額=満期保険金が、基本保険金額の二倍になるという増え方をするのが「特殊」です。
ちなみにこれを、保険金額の逓増(ていぞう)と言います。
まとめると、保険金額が保険期間の後半から逓増していくことが特殊と言えます。

円貨受払と為替差損対策

米ドル建特殊養老保険の契約条件や為替差損対策などを解説します。

保険料の支払い方法など契約条件

保険料払込方法:月払い、半年払い、年払いから選択
契約年齢:0歳から78歳まで
取扱保険金額:一万米ドルから五百万米ドルまで
円貨受け払い:可能
年金受取り:可能

円払い円受取り

契約時に「円換算払込特約」「円換算支払特約」の二つの無料特約を付加することが必須だそうで、両特約共に特約保険料は無料です。
この二つの特約を付することで
毎月・毎半年・毎年の保険料の支払いが円貨で可能になります。
死亡・高度障害状態保険金額、満期保険金・解約返戻金などの受取りは、米ドルでも円貨でも可能です。

以前はドルや外貨建て保険は、契約通貨受払専用の口座を作る必要がありました。当該契約通貨を扱っている銀行でその通貨専用の口座を作らなければならなかったのです。 円貨で受払ができるのは本当に便利です。

為替差損対策

満期を迎えたとき、あるいは中途解約するとき、為替レートによっては重大な為替差損が生じることがあると思います。
ざっくりした話、中途解約するのなら為替差損が生じない時期を狙えばいいとも言えます。

ですが、満期を迎えて満期保険金を円貨受取りするときなど、明らかに為替差損が生じるようでは困ります。 米ドル建特殊養老保険は、保険金を米ドル建てで据え置くことができ、円建てでの据え置きは不可能です。
米ドル据え置きでも為替状況が良くなるまで時間稼ぎができるのは為替差損対策になります。

資金の増え方例と受取り方法

解約返戻金の増え方

契約例として
被保険者:35歳男性
保険期間=保険料払込期間:60歳まで
月額保険料:278.95米ドル
基本保険金額:50,000米ドル
の場合

解約返戻金を、保険料払込累計額で割った数値は
3年経過:約68.86%
5年経過:約81.46%
10年経過:約95.65%
15年経過:約102.93%
20年経過:約110.80%
25年経過:約119.49%
という例があります。

年金受取り

米ドル建特殊養老保険は、保険金や解約返戻金相当額を年金受取りすることができます。
「5年ごと利差配当付き年金支払特約」を付加する必要があるようですが、その特約保険料は不明です。検討される際に保険募集人に確認しましょう。
どのような形態の年金受取り方法があるのか、ネットのパンフレットではわかりませんでした。

例えば満期を迎えた米ドル建特殊養老保険の満期保険金を全額一括受取りすることもできますが
年金受取りは、その満期保険金を複数年分割受取りすることも可能ということになります。
年金受取りのメリットは、大金を散財することを抑えられること、複数回で分割受取りしたお金の総額は、一括受取りよりも多くなることです。

常時発生の費用が激安

ソニー生命のドル建て保険は、入出金時に必要になる為替手数料が一番安いと言われています。
ドル建て生命保険選びは、商品毎の、お金を増やす仕組みや為替差損回避策を知る必要がありますが、費用面も重要な確認項目です。

ソニー生命は為替手数料が激安

米ドル建特殊養老保険はと言うよりソニー生命独自の設定で、円貨で保険料を支払うとき、1ドルについて0.01円、円貨で保険金や解約返戻金を受取るときも、1ドルについて0.01円の手数料が必要になります。

この手数料は多分、日本にある外資系も含めたの保険会社で一番安いと思います。かなり激安な部類でしょう。
というのも、他社の手数料で1ドルについて50銭、つまり1ドルについて0.5円という会社があるのです。ソニーの0.01円の50倍です。
このような見えにくい、コスト的にメリットがある会社であるかどうかなども含めて、ドル建て保険を比較するべきです。

最新情報を確認しましょう

ソニー生命の米ドル建特殊養老保険について解説しましたが、保険商品についての最新情報や細かい部分、疑問などは必ず保険の募集人に確認してください。
また、このサイトで書いている数値などはいつ変更されるか解りません、商品の仕組みの変更などもあり得ますので、それらの確認と理解をお願いします。

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契約後に後悔することがないように、ドル保険を検討するときは必ず複数社の保険商品を比較することをお勧めします。
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